訪問理美容でより良いサービスを提供するヒント♪
今回は訪問理美容事業を行っている事業者さまに、より良いサービスを提供するちょっとしたヒントをお届けします。
訪問理美容のサービスの提供が一定であること
より良いサービスを提供したい場合、どうすればよいでしょうか?それは、いつも、誰にでも、同じサービスを提供できる、ということが大事になってきます。
一般的な理美容店のサービスを受けて、お客様はどのように感じられるのでしょうか。
「このお店のサービスはいいな」「いまいちだなぁ」
はっきりと言葉には出されませんが、一連の理美容サービスを受けて、感じていると思います。
私自身が、理美容店を利用した際、スタッフが複数おられるお店で、スタッフさんのサービスの違いを感じることがありました。
サービスが良い、と感じるお店は、スタッフのオペレーションが統一されています。どのスタッフさんに当たっても同一のサービスを受けることができます。
特別なサービスをする必要はないと思います。「このお店を利用したら、このサービスを受けることができる」という安心感や信頼感を得たいという気持ちです。
なので、サービスが悪いと感じるお店は、スタッフによってサービスの質に差があります。スタッフが自分で考え、自分が良いと思うサービスを提供していく、というシステムなんだなことはわかりますし、もしかしたらお店の方針でスタッフ間でサービスの工夫を競争させているのかもしれません。
利用者の立場としては、スタッフ間の競争など必要ないんです。いつ行っても、誰に当たっても同じ質のサービスを受けたいと思っているのです。
美容業界、訪問理美容業界の慣習を疑ってみる
いち利用者としての意見ですが、理美容業界のサービスについて、不可解だなと感じる点もあります。
洗髪の際に、「お湯加減だいじょうぶですか?」とか、「気持ち割るところないですか?」とか聞かれるのは、あるあるだと思います。ですがいつも、どうせ聞くなら、洗髪する前に「お湯は熱めとぬるめどちらがいいですか?」や、「洗髪の力加減は強めと弱めどちらがいいですか?」などはダメなのかな?と思うことがあります。
今まで通い利用させてもらった理美容室のいくつかは、どのお店に行っても同じセリフなのです。せっかくのお客様と会話するタイミングだからこそ、一工夫して他店と差別化しても良いのではないかと思います。
質の良いサービスを、他業種から学んでみる
私は飲食店を経験したことがあって、お客様への気配りや、お客さんとのコミュニケーションの取り方、会話術など、毎日考えながら、営業していました。
日々のお客様の声や反応から、改善点を挙げていき、やってみる、という繰り返しと、それをスタッフで共有していくということで、自分たちのお店にあったサービスを作り上げていきました。
お客様と近い距離で長く接する業種の一つが、理美容業界ではないかと思います。医療現場、介護福祉、エステ、飲食店、教育業界等、マンツーマンで接する機会の多い、他業種のサービスを参考にしてみるのも、新しい視点を得られるきっかけになるかもしれません。